英文解釈に必要な用語たち

英語の文の構造を説明されても、「文法用語が分からないので理解できない」、「英文法の用語を使われた時点で嫌になる」。 こんな経験はありませんか?
このサイトをお役立てください。 英文法を理解するために必要な用語、英文解釈に必要な用語を解説しました。

動詞とは

動詞は、事物の動作・状態を表す語
英語では verb というので、[ V ]で表されます。
動詞には、自動詞他動詞があります。


be, get, go, come, take, make, tell, talk, succeed, keep, remain, do, bring, have など

自動詞とは:目的語を必要としない動詞で、1文型・2文型で用いられます。
他動詞とは:目的語を必要とする動詞で、3文型・4文型・5文型で用いられます。

多くの動詞は、自動詞にも、他動詞にもなります。
自動詞例文
1. I get up early in the morning. 私は朝早く起きる。

get の後に目的語となる名詞がなく、1文型を成しているので、この文章での get は自動詞

2. She looks happy.  彼女は幸せそうに見える。

look の後に目的語は無く、補語となる形容詞の happy があり、2文型を成しているので、この文章での look は自動詞


他動詞の例文
1. He got the prize.  彼がその賞を受賞した。

get の後に目的語の the prize があり、3文型を成しているので、この文章での get は他動詞

2. She gave me kindly advice. 彼女は私に心のこもったアドバイスをしてくれた。

give の後に me という間接目的語と advice という直接目的語があり、4文型を成しているので、この文章の give は他動詞

3. She finally got the door open.  彼女はやっとドアを開けた。

get の後に目的語の the door と補語の open があり、5文型を成しているので、この文章の get は他動詞


上記のように1つの動詞 get が文章中で、自動詞にも他動詞にもなるので、目的語・補語・文型を見極め、文章の構造を把握することが大切になります。

文中の動詞が、自動詞なのか他動詞なのかがわかり、文章の構造が把握できるようになると、英文解釈が正確になり、また文法問題も解けるようになります。

動詞が、自動詞なのか、他動詞なのか見極めることが英文を理解する上で非常に大切です。

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